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2016/03/02

母が野菜がおいしいラーメンを食べたそうです。シャキシャキだったそうです。

「油で10秒油調したんじゃない?」

「そんな様子はなかった。ネットで『ラーメンの野菜をシャキシャキに作るコツ』って調べて」

「ついでに遠藤周作の「沈黙」と娘さんがかいたのかな「父の宿題」と最近出版された「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」も図書館に予約して、お年寄りの固い爪を切る方法(母の足の爪が年と共に固くなって普通の爪きりでは切れなくなったそう)を調べて」

楽天で介護用爪切りで一番売れていて評価も高いやつを見せたらおよそ3000円。

「欲しいけど高いから、2か月でお金ためてから買うから、お気に入り登録しておいて、それともポイントで買ってくれる?」

ちょうどそれくらいたまっていたし、母のほんとの誕生日も近いので(母は生まれたとき離婚騒動のどさくさで出生届が7月になってしまい公の誕生日は7月です。我が家は母の誕生日は2回お祝いしてます。結局子はかすがいで祖父母は添い遂げましたが)ポイントで購入。

ラーメンの野菜はやっぱり「油調10秒、もしくは熱湯20秒、それ以上は加熱しない」でした。

「甥っ子のKは自閉症じゃないし、今現在アスペではなさそうじゃない?」

「でも難しい性格の子だから、なにかの参考になると思って」

ごくごく子供らしい(けして大人の都合のいい、お行儀のいい子ではない)子なのに、頭もいい子なのに大人の都合通りにいかないと、レッテル貼られちゃう世の中って、生きづらいな、と思いつつ。小さくても頭が回る分、本人には本人の言い分、やりたいこと、都合もあるだろうに。善悪だって話せばわかって、泣きながら反省する(けど、多くの男の子と同じで、何度かは同じことを繰り返す)のに。なにより自分のことは親に決められるのではなく、自分で決めたいだろうに。何か月検診とかで「言葉が遅い」と妹が相談したばかりに、そこからずっとレッテル貼られてるし、妹も母もその色眼鏡でみている。言葉?普通に話すし、うちの父と議論戦わせていることもあるくらい、この春でやっと小学生なのに。私の目には、何から何まで自分以外の人に決められやらされ、我慢させられてKはフラストレーションがたまっているように見えます。アスペは人の気持ちがわからないというけど、分かっていないのは周りのほうじゃないかな、と私なんかは思いながら見ています。

職場は

マネージャーが昨日店内ミーティングから帰りました。

「今回はちょっと重大なことがあるから全員集合」

「なになに?」

「16日に真鍋店閉店」「えー!」「それで、6年前の地震で仮止めした天井を含め3週間を予定で店内改修」「そのあいだ、どうなるの?有給消化?クビ?」「クビじゃない、有給消化もできるだけ避けてほしい、改修が終わるまで生田町で全員働く」

私思わず笑いだしちゃいました。こういうの腐れ縁っていうのだろうな。

「まーちゃんは笑っているけど、通勤20分は余計にかかるから」

「それは私だっておんなじですって」

ボス親子は

「うちらは米ちゃん(対立した相手)と働くなんてごめんだよ。有給38日あるから、3週間使わせてもらうよ」と怒り出している。

「まぁ、まとまったお休みもらういいチャンスですね」

全員が帰って、わたしが親子がやらずに帰ったとんかつのパン粉付けをやっていると、マネージャーが隣で作業しながらはなしかけてきた。

「正直、今回の改修閉店、天の助けだと思ったよ。Hさんが移籍の16日からのワークスケジュール、どうポジションふっても、お店を回す自信なくて。お店に俺を含めて3人しかいない日なんかもあったし」

貝塚マネージャーの時は、毎日誰かが急に休んで、3人厨房結構ありましたよ。正直、揚げ天焼き盛り弁なんて5ポジション振られてみたり、お休みの日は毎回呼び出されたり、しまいにはタクシーでいいから早く来てくれ、なんて言われたり、ほんと、今はそれから見ると落ち着いたものです」

貝塚マネージャーに何度か援助要請もらって断っていたけど、自分の身に降りかかりそうになって初めてことの重大さがわかったよ。俺としてはスタッフの補充がきくまで改修閉店やっていてほしいくらいだ」

お昼休憩に入ると真鍋に改修閉店をつげにきたヨークのZMGRが帰るところにあいました。この方は竹園でお世話になったかた。向こうの方から私を見つけてくれて、握手してくれて、またまたお見送りにきた新しい店長がびっくりした顔をしてました。まえの店長もZMGRと私にパイプがあるなんて勝手に勘違いしていたけど。移籍が多くて顔見知りが多いのも、得なものです。